Everyday I eat curry
まずいモノを食べて見えるもの

2015.8.25 / India(Goa(Panaji)~) 本日 自転車0km走行 : Total 57751km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→ウッパタム 昼飯→なし 夕飯→プーリー / 宿→バス車中泊

(English)
I left from Goa.



 さて、本日ゴアを出発。一応昨日出ようかなと思って、昨日の朝、バスターミナルに確認しに行ったら、バスターミナルにあるツーリストインフォメーションのおじちゃんが、「ハンピ行は、夜20時半だよ」と教えてくれた。が、ちゃんとしたツーリストインフォメーションの窓口のおじちゃんなのに、なんか口調が微妙。これは怪しいかも、と直感が働き、夜、本当にハンピ行のバスが来るのか、確かめてみたんですわ。そしたら、実際のバスの職員さんは「ハンピ行は夜20時と21時の2本だよ」と。20時半じゃないやんか。またバスの時刻で騙されるところだったよ。インド人はホント、信頼おけない。知らないなら知らないって言えばいいのに。まぁ、知らないって言わずに、なにか教えてくれるのがインド人らしい。そのことを分かったうえで対応しないと、いろいろ大変な目にあいますわ。

 そんなこんなもあって、今日の20時のバスで、ハンピに向かうことに。それまでは、宿でノンビリ。8時チェックアウトなので、一日分追加料金を出して、出発までいさせてもらうことに。結局泊まらないから、お金もったいないんだけど・・・出発までの半日を無為に過ごす方がもったいないので。まぁ、宿に荷物を置かせてもらい、周囲を観光するっていう手もあったんですけどね。オールドゴアとか行ってないし。でも、なんかノンビリ過ごしたい気分だったんですわ。

 さて、まずは、朝食。朝飯は、近くのベジ食堂へ行くことに。ウドゥピと書かれているこの食堂、どうやらウドゥピというのがベジの代名詞のようになっているみたい。別にメニューはウドゥピだからといって特別なものがあるワケではなかった。

 で、ここでお気に入りのウッパタムを食べてみたのだが・・・これが、不味かった。今まで普通に食べていたウッパタムが、実はちゃんと美味しく作られていたことを実感。逆にいうと、不味いモノを食べないと、美味しいモノの稀有さを実感しづらい。南インドでは美味しいのが当たり前だったので、これがどれくらい高い基準での美味しさなのか、だんだん麻痺してきていたのだ。

 あ~、南インドの飯はホント美味しかったなぁ・・・

 ゴアに入って、最初に行った高級レストランのポーク・ビンダルーはめっちゃ美味しかった。が、実はそれだけだったのだ。他で食べるカレー的な飯の味は、微妙なところばかりだった。不味くはないのだが、美味しすぎることがない。こりゃ、たまらん、毎日でも食べたいって思わせてくれるような味と出会えなくなっちゃったのだ。

 ビーチで入ったレストランで、「オレたちはゴアの味が好き。ケララの飯はあんまり食べたいとは思わないんだ」ってオーナーさんが言っていたので、なるほど、これは好みの違いなのかも、とも思う。単にオイラがタミルナドゥやケララの飯の味が好きなだけで、それで、それを美味しく感じているだけなんだと。

 いや、でも、よく考えると、ゴアの高級レストランの飯は美味かった。ゴア全体の飯が微妙な味なワケじゃないのだ。

 とりあえず、ナニが不味いのかと考えてみたところ・・・旨みとか塩っ気が足りなくなってしまったのだ。ウッパタムは完全に塩気不足で、あじっけがなくなっていた。その他のカレー系の飯は・・・旨みが足りない。タミルナドゥやケララの飯は、ブイヨン的なものを全く使っていないのに、なんか旨みっぽいものを感じれたのだ。使っている野菜や肉や魚の素材の違い?ココナッツの使い方?香辛料は同じようなものを使っているようなので、違いと言えばその辺。

 まぁ、観光地だから美味い飯がないのかも。作り方がどうしても雑になると思うんですよ。

 そんなゴアを出発。夜20時前に、バスターミナルに行ったら、いつものボロイバスとは違って、立派なデッカイバスが一台停まっていた。聞けばそのバスがハンピ行だという。中を覗かせてもらうと、なんとベッドが並んでいる寝台バスじゃないですか。ふおお、インドでこんなバスが乗れるとは。通常の座席バスより結構値段は高くて、612ルピー。通常のバスなら350ルピーくらいらしい。9時出発のは、通常バス。が、寝ていけるのなら、少々高くてもこっちのほうがいい、ということで、寝台バスに乗り込んだのだが・・・

 道路がガタガタなインド道。横になっても、飛び跳ねるほど車体がジャンプするバスの中では眠れやしない。せっかくバスが立派でも、道がこんなんでは・・・
















最新日記に戻る