(English)
I stayed in Udaipur.
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ウダイプルに来たのは、料理を習うためといっても過言ではない。地球の歩き方やロンプラで、インドで料理を習えるところを調べていたら一番多く情報ヒットしたのが、このウダイプルだったのだ。
で、来てみたら、想像していた以上に料理教室が沢山あって嬉しい悲鳴。街を歩くと、あちこちに＜Cooking Class＞と書かれた看板が目に付く。
さて今日は、いくつもある料理教室の中で、昨日目星をつけておいたスパイス屋さんで、本日10時から北インド料理を習うことに。習ったのは、グレイビー（ベーシック・マサラ）、ポテトとソイビーンズのカレー、オバジン（茄子）とポテトとトマトのサブジ、ベジタブル・ビリヤーニ、チャパティ＆パロッタ、ハルワ（デザート）。一応これだけ作れれば、立派なフルコースカレー料理となるラインナップだ。
今回一番習いたかったのは、グレイビーと、デザートのハルワだった。南インドでもグレイビーが出てきて、このグレービーとパロッタだけで十分美味しい飯として成立していたのだが、これは安食堂料理であるがゆえに、なかなか作り方を教えてもらえる場所がなかったのだ。そんなグレイビーの作り方をようやくここで習えることに。
このグレイビーを作れるようになると、後は具材を変えるだけで様々なカレーが作れるようになる。ポテトを入れればポテトカレーだし、ブロッコリーを入れればブロッコリーカレーとなるのだ。チキンを入れればチキンカレーにもなる。が、逆に言うと、全部が同じカレー味になるということでもある。南インドでは食材に寄って使う香辛料や使い方が違っていた。だからこそ、グレイビーというものの作り方を習う機会がなかったのだが・・・北インドカレーは食べ飽きるというのは、この辺に要因があるのかもしれない。グレイビーのせいで、どのカレーを食べても同じ味に感じてしまうからだ。
まぁ、作る方としては楽。このテクニックは覚えておいて損はない。
このグレイビーを使って、本日は、ポテトとソイビーンズのカレー、そして、ベジタブル・ビリヤーニの作り方を教わった。で、この両者、ベースが同じグレイビーなため、食べると味はほぼ同じ。同じプレートに出されると、ちょっと食傷気味になってしまう。この辺は、実際料理として作り出す時には、注意しなくちゃいけないところだな。
そして、ハルワ。インドスイーツの美味しさに目覚め、カレーと同様に、作り方が知りたくなってきたオイラとしては、スイーツの作り方が習えたのも、大きかった。そして、もっといろんなスイーツの作り方を習いたいという思いが強くなってきた。グラブ・ジャムンやラドゥなど、オイラが好きで作り方が気になっているスイーツはまだまだあるのだ。
そんなことを思いながら、料理教室は終了。で、夕刻ウダイプルの町をウロウロしていたら、＜Desert Class＞と書かれた看板を発見してしまった。どうやら、ここは、スイーツ作りをガッツリ教えてもらえる場所らしい。しかも、オイラが気になっているグラブ・ジャムンやキールの名前が書いてあるじゃないですか。
ということで、ここ＜グッディおばさんの料理教室＞で、デザートを習うことに。昼間に続いて夜も料理教室。いやぁ、料理三昧で、ウハウハですわ。
デザートを習いたいとお願いしたのだが、デザートだけでなく、夕飯のラジャスタン料理も作るので、その作り方も教えてくれるとのこと。北インド料理という漠然としたものではなく、ラジャスタンという、まさにこの地域の食べ物を教えてくれるというので、これまた、嬉しい限り。
さて今日は、数あるラジャスタン料理の中から、ダル・バティという料理を作るとのこと。ダル・バティ？ダル・バートなら知っているんだけれども・・・ダル・バートはネパールの定食料理。ちなみに、ダルは豆、バートは米。では、バティとは・・・？バティは、チャパティを饅頭状態にした食べ物だった。材料は同じなのだが、形状が違うと食感が違い面白い。
さて、本命のデザートなのだが・・・作り方を教えてもらえたのはキールの一品だけだった。グラブ・ジャムンやチョルマと呼んでいるラドゥは作るのに時間がかかるので、出来上がったものが出されたのだ。
いやいや、デザートは食べたいワケではなく、作り方が知りたいんです・・・とおばちゃんに言ったら、じゃぁ、明日また来て。明日改めて教えるわ。ということになりまして。
ということで、ウダイプルでの料理修行、続きます、ハイ。
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