(English)
I styaed in Udaipur.
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ようやく、停泊している時間を有効に使えるようになってきた。やらねばならないことが習慣化され、それをこなせるようになってきたのだ。
旅では移動しているのが旅だと思いがちだが、停泊している時間の方が圧倒的に長い。その停泊している時間をいかに有効活用できるかどうかが、旅の充実度に大きくかかわってくる。
これまでのオイラは、この停泊時間は、日記書きなど作業でひたすら時間をつぶしていた。少なくともヨーロッパのルーマニアまではそうだった。で、この<作業>だけに時間を費やすというのは、ちょっともったいなかったな、と今になれば思うのですよ。もっとやりたいことがあったはずなのに、そればかりに時間を使っていた。
もっとやりたいこととは、太鼓や料理。ヨガや読み物(知識付け)、言語の勉強もやりたかったのに、これらに時間を割くことは全然なかった。
やらねばとは思っていたんですよ。でも、うまく習慣化することができなかった。突発的に思いついたようにたまにやってはいたんだけど、続かないから身につかない。空いた時間は、日記を書くことに使っちゃうから、基本的によっぽどのことがないと、これらに時間を費やさなかったんですよ。空いた時間があったら、ネットサーフィンしてウダウダしちゃってたし。
それが、ハンガリー以降、日記を書くことを怠けるようになってから、少し変わってきた。停泊した時、時間が余るようになってきたので、その手持無沙汰の時間を、やりたかったことに割り当てられるようになってきたのだ。もちろん、日記書きにあてずに開いた時間を無駄にネットに費やすという、ダメ人間方向に転がることも多々あった。でも、そのダメ人間方向の経験も含めて、いろいろやったからこそ、今、時間を有効に使う術を身につけつつあるんだと思う。
作業に追われていた頃は、日本でのワーカホリック状態を引きずったままだった。それを投げ出せたのは、オイラにとってデカかった。
ワーカホリック状態自体は悪いことではないのだが、どうでもいいことでワーカホリックになっているとダメなのだ。一番やりたいことでワーカホリック状態になるべき。それ以外のことでワーカホリック状態に陥ってしまったら、実りある時間の使い方ではないのだ。そして、そうなってしまったら、一度投げ出してみるといい。しばらく時間はかかるが、いつの日か、一番やりたいことをやることに戻ってこれるだろう。
そういう試みは、移動し続ける生活に突入すると、なかなかできない。移動する旅は、停泊する旅とは別物だから。そこをうまく切り替えるのも、時間を有効に使う大事な要素。
チャリ旅ってのは、移動する旅。だからチャリ旅メインの時は、停泊する時間を有効に使えなかったのかも。それが、パッカー旅になり、停泊する時間が増えたので、停泊時間の有効利用を真剣に取り組めるようになってきたのだ。
さて、本日は昼夜二回、グッディおばさんの料理教室に通うことに。昼間行ったら、「夜も来るでしょ?ドーサを作るから来なさいよ」と誘われたので。
昼間は、野菜プラウの作り方を習った。プラウは新しい料理ではなく、作り方はだいたい分かっている料理。復習モードですわ。ま、いいんです、今ウダイプルに泊まり続けているのは、充実した<学び>の日々を習慣づけるのが目的ですから。
そして、夜、ドーサを作ってもらったのだが、南インドの本場の人が作るのではないから、なんちゃってドーサが出来上がった。味はバッチリ美味しかったのだが、生地が厚くて、どっちかというとウッタパムのマサラサンドって感じ。ドーサはもっと薄生地でパリパリにしなくちゃ。
しかし、オイラ自身も作り方は教わったケド、自分自身でまだ作ったことはないんだよね、ドーサ。自分で作ってみると、意外とこんなドーサを作っちゃうのかも・・・
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