(English)
I left from Delhi. I moved to Amritsar.
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デリーを出発。この先は、どこへ行こうか、いろいろ悩んだのだが、アムリトサルに行くことに。アムリトサルには黄金寺院というシーク教の聖地があり、そこで一日10万食のカレーが無料で振る舞われているってのを聞いていたのですわ。でも、どうして行くのを悩んでいたかというと・・・シーク教の無料振る舞いは、シンガポールで体験してたし、正直10万食ってのがピンとこなくて、わざわざ行かなくてもいいんじゃね?なんて思っちゃっていたんですわ。アムリトサルは結構遠いんですよ。それよりも、パンジャブの料理に興味があるだけなので、デリー近くのチャンディーガルに行って、そこでパンジャブの料理を堪能して、そのままリシケシに行ってヨガをやるという時短コースでいいんじゃね?なんて考えてまして。
ただ、やっぱりいくつもりだったところに行かずに終えてしまうってのは、どうにも心残りができてしまう。思い込んだら一途なオイラとしては、やはり行かないわけにはいかんでしょ、ということで、結局アムリトサルに行くことに。
が、乗った電車が途中でストのために先へ進めず。途中からバスに乗り換えてアムリトサルに向かわねばならなくなったりして、超メンドウな事態に。これは、アムリトサルに呼ばれていないのでは、なんて思ったりもしたのだが・・・結果的には、アムリトサルに行って大正解だった。
10万食のカレーってのが、予想をはるかに超える圧倒的な感動カレーだったのだ。
バスでアムリトサルに到着し、そこからサイクルリキシャで黄金寺院へ。次第に人で溢れ、リキシャが進めなくなり、途中で降ろされる。そこから歩いて寺院へ。寺院には無料で泊めてくれる宿泊施設があるということで、そこでお世話になることに。
チェックインして、早速食堂へ。ちょいとお腹を下し気味なのだが、ぜっかく来たので噂のカレーを食べることに。と、その前に、作っているところの方に興味があったので、厨房を覗いてみることに。手を洗って、靴脱いでと清潔面でいろいろ言われてたが、見せてもらうのは問題なくみせてもらえた。
それにしても凄い量。
それに、スゴイ食器。そして、ここで働く人たちの熱気。みなさん当たり前のようにやっているのだが、ここは明らかに、異質な空間。これだけの食器があり、みんなで一斉に飯を食べるなんて、常識を遥かに超えている。
まるで巨大な家族の中に招き入れていただいたような感覚に陥る。
振る舞い飯が持つパワー。
なんか、カレーの心を教えてもらった気がする。
ココに来たのはホント大正解だった。これまでカレー作りのテクニックを各地で教わってきたけど、ここはカレーの心を教えてもらえたような気がする。
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