(English)
I moved to dharmasala.
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アムリトサルはもうちょっと居てもいいかな、って思わせてくれたいい街だったのだが、無料宿泊所にずうずうしく長居するのはなんだなと思って、出発することに。アムリトサルのバスターミナルからバスに乗って、パタンコットへ。パタンコットからバスに乗り換えて、ダラムサラへ。途中まで、ずっとインドだったのだが、ダラムサラ手前の町から急に風景が変わった。チベット僧の袈裟を着た人を見かけるようになり、一気に風景がチベットっぽくなってきたのだ。
ダラムサラのバス停でマクロード・ガンジ行きのバスを待つ。ここはアジア顔の人たちがめっちゃ増えてきた。それでも、インド人も多いから・・・なんだか不思議な空間になっている。
亡命したダライラマ14世の公邸があるのが、マクロード・ガンジという場所。ダラムサラからバスでさらに1時間ほど山奥へ入ったこの場所は、インドの中のチベットと言いたくなるような場所だった。
一気に冷えた。長袖のフリースを着ていても寒い。寒さ対策をほぼしていないオイラにはなかなか厳しい環境だ。
さて、実は、チベットっぽくはあるのだが、思っていたほどチベットってワケではなかったのに、ちょっと戸惑わされた。想像以上にインド人もたくさんいるのだ。というか、インドの中に、チベットの人たちが生活しているって感じ。もっとチベットだけの世界になっているのかと思っていたのに・・・意外だった。
まぁ、インドの地を間借りしているワケで。これくらいのバランスになるほうが普通なのか。というか、カトマンドゥの方がもっとチベット的に見えたが・・・ネパール人の方が、もっとモンゴリアンっぽいから、なじみが感じられるのかな。インド人はアーリア人系だから、どうしても、ここにモンゴリアンが混じっていると違和感が感じられるのだ。
さて、とりあえず、チベット料理屋へ入る。トゥクパを頼む。美味い。隣で、チベットのお坊さんたちが火鍋をつっついている。
寒いし、霧がかかっているし、なんか雰囲気が重い。これは、チベットの歴史を暗示しているのだろうか。
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