No Write Teaching
書かない教え方/タブラ修行83日目

2015.11.5 / India(Varanasi) 本日 自転車0km走行 : Total 57751km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→サンドイッチ 昼飯→カツ丼 夕飯→スパニッシュオムレツ / 宿→Joti Cafe(ダブル300ルピー)

(English)
I stayed in Varanasi.



 今日も11時からレッスン。いつものように、前回習ったことがちゃんとできるようになっているかの確認から。一応レッスン前にも宿で復習をやってきたので、問題なし。

 とりあえず、フレーズは頭の中に叩き入れ、師匠がフレーズを書いてくれたノートは、ほぼほぼ見ないでできるようになってきた。師匠は「それが大事」という。

 叩き方もようやく分かってきたようだし、フレーズも頭に入るようになってきた。ようやく、インド人の初歩レベルに辿り着いたということで、今日からレッスン方法がちと変わることに。まず、師匠が今日の練習フレーズを叩く。そのフレーズを口で言う。そのフレーズをまずはオイラも口で歌えるようにする。そこまではこれまでと同じ。で、これまではその後、師匠がノートにフレーズを書いてくれていたのだが、「今日からは書かない」とのこと。「インド人の修行は口頭伝承。誰もノートになんて書かない。これからは、インド式でやっていく」とのこと。う~む、ただ、最近フレーズが複雑になってきたので、書くのがめんどくさくなってきただけのような気もするのだが・・・まぁ、書かないことで、ホントに頭に叩き込むべし、というのは、分かる。

 ただ、人間忘れてしまう生き物ですので。いや、忘れたらもう一回やるだけ。先に進めなくなるだけの話だ。覚えるまでやることで、頭に叩き込むってことなのだ。

 まぁ、分かります。しかし・・・とりあえず、フレーズをビデオに撮りたいんですが、と言ったら、ビデオはOKという師匠。なんすか、それはノートに書かないことと矛盾するんじゃないんですか。

 とりあえず、ノートには、自分で書いておくか。今はなくてもいいけど、日本に戻った時に絶対必要になるもんな。

 さて、今日は、二つのフレーズを新たに習った。一つはノートに書いてもらったのだが、もう一つはノートなし。

 レッスン後、そのまま2時間ほど自主練習。一旦宿に戻って荷物を置いた後、しゃん亭に行ってカツ丼を食べる。その後、CD屋に行って、タブラーのCDを買う。最近、前回のインド訪問の時から買い続けているインド音楽を整理。それに合わせて、演奏者とか検索して勉強するようになったら、ようやくインド音楽についても、分かってきた。そして、よりタブラーも分かるようになってきた。やはり、ただ叩くことだけをやりこむのではなく、こういう風にインド音楽を聞いたり調べたりするというアプローチの学習も、タブラー修行としては重要。知らなくても叩けるようにはなるけど、知っておくとより楽しく叩けるようになるからだ。




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