(English)
I did Vipassana Meditation all day long.
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今日からヴィパサナ瞑想開始。朝4時から始まると思って3時半に目覚ましで起きたのだが、4時起床で4時半から瞑想だっった。ちょっと早く起きすぎたよ。それにしても、4時にしろ、4時半にしろ、センター内に目覚まし用の鈴の音の合図が鳴り響くので、これで十分判断して行動できる。
さて、4時半にホールに集合。今回、このセンターで瞑想に参加する人たちは、総勢80人くらいだろうか。オイラのような観光客っぽい人たちが50名、地元のインドの人たちが30名って感じだ。座る場所はそれぞれ決まっている。広いホールに座布団が人数分きれいに並べて置いてあり、各々自分の座布団に座って、瞑想開始。瞑想方法を教える録音された声が流れる。それによると、鼻の部分に集中しろとのこと。そこで、空気の流れ、空気の動きの変化を感じ取れということだ。
なるほど、これが変化を見るということなのね。その辺は本で読んで勉強済。それにラベリングするんでしょ。そして、気持ちが湧き起こったら、それにもラベリングして気持ちを抑えればいいんでしょ、と、勝手に本を読んで勝手に解釈した自己流瞑想を始めた。だって、言われたままだと、退屈なんだもん。呼吸に集中するより、自分の中に浮かんでくるいろんな気持ちをラベリングして抑える方が面白い。
で、ビックリするくらい自分の中で気持ちが湧き起こっているのを実感した。オイラ自身、自分のことをよく考える人だとは思っていたが、こんなにもいろんなことが頭に浮かび、しかも、それが脈絡もなく変化する、とは。なるほど、これが、心が濁っている状態なのか。これを抑えることが心の浄化につながるのね、とこれまた勝手に解釈。
6時になり一旦瞑想が終わった。食堂に移動して朝飯。ここで食事はあまり期待していなかったのだが、結構美味い。インド飯になれていれば、十分いける飯だ。
それからちょっとした休み時間があった。が、せっかくタブラを持ってきたのに使えない。休み時間も、娯楽的なものはやっちゃいけないのだ。やっていいのは、センター内を散歩することくらい。この休憩時間も誰かと喋ってはいけないのだ。しかし、タブラ練習をさぼるワケにはいかないので・・・とりあえず、タブラは使わずとも、手の動きのトレーニングと、フレーズの暗記だけはやることにした。朝飯後の休み時間に、ヨガと共に部屋内で、こっそりと。
さて、8時からまた瞑想。9時過ぎに終わり、5分くらいの休憩があった後、再び瞑想。11時になったら昼飯。それにしても、朝の4時から、ひたすらホールの座布団に座って瞑想だよ。しかし、オイラ的には、こういうのは嫌いじゃない。自分の頭の中に次々と浮かび上がってくる思考と戯れるのは楽しい。最近、自家発電できる頭を作ってきたから、一人妄想でいくらでも遊べるのだ。
11時からの飯はカレー的なものだった。ライスにサブジにチャパティ、そしてスイーツまでつく。いやはや、飯的にはホント90点の満足いくお味ですわ。
飯の後は1時まで昼寝。1時から瞑想。2時半過ぎまでやって、ちょっと休んだ後、3時半まで瞑想。そこでまた一休みした後、5時まで瞑想。一応、午前も午後も、小休憩を挟んでの4時間瞑想が続いたが、小休憩前の最初の区切りが、自己修練的な瞑想時間で、次が指導音声が流れるティーチング的な意味の瞑想時間、そして、後半が、その実践時間っていう位置づけのようだ。ただし、区切られているものの、やることは同じ。座ってひたすら瞑想するだけ。オイラはひたすら、頭の中に浮かぶ妄想と戯れるだけの時間が流れていった。
そして、5時からティータイム。お茶だけかと思ったら、チウラという乾燥米が出てきた。これを炒めてある。結構美味い。
6時からまた瞑想した後、7時から座学。講話を聴くのだが・・・なんと日本語のテープがあるということで、日本語で聞けることに。で、それを聞いたら・・・オイラが、今日一日やっていたことは、まるで違っていたことが判明。とにかく呼吸に集中することが大事だ、と。頭に浮かぶこととかはほっとけ、と。呼吸に集中すれば、それらは自然と浮かばなくなる、とのこと。今はそういう集中力をつけるための時間なんだと。
やはり、自分勝手にやるのは止めよう。それでろくなことにならないのは、タブラ修行で体験済じゃないか。こういうのは、指導者の言う通りにやるのがベスト。ということで、明日からは心を入れ替えて、部屋で隠れてタブラ練習やヨガをやっちゃったりせず、言われる通り、瞑想中は、呼吸に集中することに。
講話の後、8時から1時間ほど、瞑想。ここでは、頭の中で妄想に戯れることなく、ひたすら呼吸に集中。
で、9時過ぎ、やっと今日の一日が終わった。電気がつかない部屋に戻る。こんな時間に眠れるかいなと思っていたのだが、意外とすぐ寝付けた。座って瞑想しているだけの一日だったが、結構疲れたようだ。
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