(English)
I did Vipassana Meditation all day long.
|
|
ヴィパサナ7日目。あと4日だ。
今日も、昨日の続き。ひたすら集中力を体に巡らせてセンセーションを観察する。と、やはりやり続けていたら集中力は上がるモノなのか、それとも、洞察力が増すものなのか、今日は体に関する気づきがたくさんあった。
肩の痛みと足のしびれは当初からセンセーションとして感じていたと書いたじゃないですか。正直そのほかのセンセーションは感じれなかったんですよ。が、ひたすら体内を観察し続けた結果、筋肉のテンションみたいなものを感じれるようになりまして。座っているとリラックスしているようなのだが、意外と筋肉を使っているようで。よくよく観察してみると、体のあちこちにテンションがかかっている。このテンションも、観察すべき重要なセンセーション。例えば、座り方によっては、足の付け根のところに異様に力が入っている場合があるワケですよ。胡坐状態で、背筋を伸ばそうとしたときとか特に。で、その状態を続けると、当然疲れるわけでして。座っていて、途中で耐えられなくなり、体勢を変えたくなるのは、退屈するからってずっと思っていたんですが、実は、体が疲れてくるからだということが分かったんです。足のしびれや肩の痛みは、ずっと同じだから、耐えていればそのうち感じにくくなってくる。それはそれで問題なのだが、まぁ、だから耐えられる。でも、疲れってのは、放っておくとどんどん溜まってきちゃうんですわ。だから耐えられなくなり、体勢をくずしたい欲求に負けてしまう。
つまり、ずっと体勢をくずさずに座ってられる上級者の人たちは、耐えられる人になったワケではなく、疲れない体勢で座ってられる人達だったってことなんですわ。そういえば、上級者たちは決まって姿勢が美しい。これは無理がない姿勢ってことだ。力が完全に抜けて、余計なテンションがかかっていないのだろう。そういう座り方をすれば、オイラも、ずっと同じ体勢で座り続けられるってことだ。
ということで、疲れない座り方の探求をはじめた。自分の肉体を観察しながら、筋肉のテンションがかかりにくい座り方を探る。今日は一日、そんなことをしてしまいまして。ヴィパサナ本来の目的とはちょっと違って、どちらかというと、自己ヒーリング的な方向に行ってしまった。いかん、明日は真面目に取り組もう。
|
|

|