(English)
I stayed in Varanasi.
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今日はちょっと遅めに5時起床。早くも起床時間は遅くなってしまった。うむむ、この流れで、だんだん起床時間は遅くなってしまうのか?まぁ、とりあえず、朝の瞑想。
さて、11時まではひたすらヴィパサナ瞑想合宿のまとめ。なかなか書き終わらない。
11時からタブラレッスン。なのに、部屋の電気がつかないじゃないですか。まぁ、停電はよくあることなのだが・・・今日は珍しく停電用の予備バッテリーも切れてしまうほどの停電だった。真っ暗な中、ロウソクの火をともしてレッスンが始まる。ロマンチックではある。
さて、最近寒いので、手がかじかみ気味で動かしづらい。なので、まずは体を温めるために毎日やるべし練習パターンを叩くことから始める。師匠と合わせて叩く。で、今日は昨日の続き、4番目の毎日やるべし練習パターンを教わった。それはデラデラパターンで、やっぱり以前に教わっていたもの。ただ、今日教わったのは、叩き方が前に教わった奏法とは違って、前のがフル叩きだったのに比べ、今回のはハーフ叩き。テテテテと同じ叩き方で叩く叩き方だ。
その後、これを使ったチャクラダール・ティハイのパターンを教えてもらい、今日の伝授フレーズは終了。後は自己練習。ひたすらハーフでのデラデラパターンをやりこむことに。今のオイラは、この超単純なフレーズでも、ひたすらやりこむことが出来る。フレーズ的には同じことを繰り返しているに過ぎなくて単調に聞こえるだろうが、オイラ自身の体や心の中では、非常に複雑なことが行われている。集中力のコントロール、余分な力の確認、体の動きの確認・・・ヴィパサナで培った能力の応用だ。これをやっていると、同じことは全く起こらない。ひたすら変化が訪れ、それゆえ、飽きないのだ。
気づいたら1時間くらい叩き続けていたりする。体をコントロールすることを意識しながら、さらに体の動きを確認して叩くと、最初は余分な力が入ってぎこちない。が、力を抜くことを意識して叩き続けると、自然なフォームに近づいてくる。で、余分な力が抜けきり、自然に叩けるようになるところで、初めて「出来た」と言えるのだ、ということに気づいた。
なるほど、これが<ちゃんと練習する>ってことか。
今までの練習は、叩けるようになる練習じゃなった。ただ、知ることを確認してただけ。叩けるようになる練習は、今日のような練習をしなくちゃいけないのだ。これをやってなかったから、いつまでたっても叩けるようにならなかったのだ。
自分がまだまだ<太鼓を叩けるカラダ>にはなっていなかったことに、ようやく気付かされた。
そして、この練習を続けていたら、左手のプッシュパターンも、ようやく自然な流れで叩けるようになってきた。そう、結局、こうやって、探りながら、やっていくしかないんですよ。これまで、「これを知れば急に上手く叩けるようになる」という秘伝的なものばかりを探してきた。そんなものは、どこにもなかったのだ。ただ、愚直に全てを探り続ける、そうするしかなかったのだ。愚直にやるしかない、という意味もようやく分かった。愚直にやるといってもただやればいいんじゃない。正しい観察術を身につけ、その観察眼で気づいたことを修正しつつ、やり続けることが愚直にやるってことなのだ。観察眼や気づきなしで、やりつづけても、何も見つけられない。これまでのオイラの旅がそうだったなぁ・・・日記を書き続け、ビデオを作り続けていたけど、観察眼がなく気づきがなかった。ヴィパサナをもっと早くにやっておけば・・・もし、自分に子供が出来るようなことがあったら、ヴィパサナだけは体得させよう。そうすれば、後は自分で、賢く生きて行けるようになるはずだ。
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