BD-1で世界一周 自転車放浪記 ダイジェスト
第四部:西アフリカ音楽旅編 2013年2月8日~2013年7月13日

膨大に膨れ上がった日記をちょいと整理。
トピックの最初の日の日記にひとっ飛びして、読み始めることができます。


2013年2月8日, Senegal
戻ってきたぜ!わが故郷:セネガルを再訪問
まさか、この旅で、通り道でもない場所に<わざわざ戻る>ことになるとは・・・やっぱり、西アフリカの吸引力には抗えなかったよ。でも、戻ってきてホントよかった。ココはやっぱり、オイラにとっての第二の故郷。「おかえりっ!」と言って暖かく迎えてくれる懐かしい面々の変わらぬ笑顔に、思わず涙腺が緩む。
懐かしい面々との再会日記を読む

 ↓ ダカール到着早々、カザマンスへフェリー移動

2013年2月10日-20日, Senegal
こんな日がずっと続けばいいのに:カフォンティンでのカーニバルの日々
今回の西アフリカ再訪の第一目的は、大スペクタクルだと聞いた<カフォンティンのカーニバル>を体験すること。期待を膨らませ、<わざわざ戻って>まで見に来たカーニバルは・・・期待を遥かに上回る熱狂のステージだった。「こりぁ、確かに、大スペクタクル!」
熱狂のカーニバルの日々・・・二度目となるカフォンティン長期滞在日記を読む

 ↓ 名残惜しいがカフォンティンを出発。チャリ走り再開。

2013年2月20日-22日, Senegal
どこ行っても最高、カザマンス:カザマンスの村々訪問
二度目のカザマンス。せっかくなので、カフォンティン以外の場所も知っておくか、と新規開拓することに。そしたら・・・あるわ、あるわ、魅力的な村々が。いやぁ、やっぱりカザマンス、どこに行っても最高じゃないですか!
カザマンスの魅力を新規開拓記を読む

 ↓ カザマンスの村々を堪能しながらジガンショールへ

2013年2月25日-3月6日, Senegal
ピートゥ先生のフランス語講座:ジガンショールでフランス語レッスン受講
セネガルを、いや、西アフリカをもっともっと知りたいと思ってきたオイラ。文化を知るには、やっぱり言葉が分からなきゃと、ジガンショールでフランス語学校の門を叩いた。それから一週間、頭が爆発しっぱなし。はぁぁ、大学時代、第二外国語で取っていたフランス語、ちゃんと勉強しておけばよかったよ・・・
頭が爆発!久々の猛勉強日記を読む

 ↓ フェリーで再びダカールへ

2013年3月8日-17日, Senegal
今回もまた太鼓修行:ダカールでジャンベ&サバール
セネガル太鼓の修行は、前回の訪問で満腹になるまでやったので、今回はやらないだろうなぁ、と思っていたのに、超絶ジャンベフォラのプレイを目の前で見ちゃったら、やっぱり、習いたい心がウズウズと・・・ということで、今回も、太鼓修行に突入!
ジャー師匠のジャンベ&サバールレッスン記を読む

2013年3月18日-21日, Senegal
西アフリカの旅準備:ダカールでビザ取り
さて、今回の西アフリカは、セネガルだけじゃない。今回こそ、前回断念してしまったマリを始め、西アフリカの他の諸国もガッツリ周るのだ。ドキドキ、そしてワクワク。
まぁ、淡々と・・・マリ&ギニア&ブルキナビザ取得記を読む

 ↓ ダカールから一日半かけ、バスで一気に、マリのバマコへ

2013年3月24日, Mali
灼熱のバマコ:マリ・バマコに到着
以前に比べて落着いたとは聞くものの、依然として騒乱状況を抱えているマリ。どんだけ混乱しているのかと、心配しながら降り立って見たら、拍子抜けするほど、穏やかで。ふむふむ、国という枠国では政情不安でも、国民の生活自体は、普通だったりするものなのか。
情勢は大丈夫?マリ到着記を読む

 ↓ バスでギニアに小旅行

2013年3月26日-28日, Guinea
ちょっくらギニアへ:ギニア・カンカン滞在
チャリでガッツリ走るほどの気合は入れられないケド、見るだけは見てみたかったギニア。地図で見たら、マリのバマコから、ギニアのカンカンという町まで一本道で続いている。これは、簡単に行けるだろうと思い、行ってみることにしたのだが・・・簡単なんてとんでもない。かなり大変な道中となった。西アフリカのバス旅を、なめちゃぁイカン。
ギニア覗き見小旅行記を読む

 ↓ ヘトヘトになり、バスで再びマリ・バマコへ戻る

2013年3月29日-4月1日, Mali
再びマリ:バマコ滞在記
さぁ、バマコでマリ音楽を堪能するぞっ。ジャンベ、アサラト・・・そして、ポピュラー音楽。アマドゥに連れ回してもらって、毎日音楽三昧。そんなバマコでは、おもいがけず、セネガル人の料理人アワ姉さんにも遭遇しまして。習いたかったセネガル料理を、まさか、マリで習得することになるとは。
マリ音楽&セネガル料理を堪能したバマコ滞在記を読む

2013年4月2日, Mali
久々の本格チャリ走りスタート:マリ道チャリ走り
いよいよ、ようやく、やっとココから、西アフリカチャリ旅がスタートする。いやぁ、しかし、この灼熱・・・走りたくねぇ・・・
チャリ旅だから身に染みるマリの優しさ記を読む

 ↓ 灼熱で大変だが・・・人々との触れ合いが楽しいマリ道をひたすら走り続ける

2013年4月8日-9日, Mali
泥のモスクと月曜市:ジェンネ
なんとなく有名だから、という理由で訪れてみたジェンネ。いやはや、ココは、なかなかいいとこ。泥のモスクと月曜市が有名だけど、それ以上に<ジェンネ>という村がかもしだす雰囲気が素晴らしい。
思っていた以上に素敵な村だったジェンネ滞在記を読む

 ↓ 相変わらず灼熱の中、走り続ける

2013年4月9日, Mali
ドゴンの国へ:モプティからのドゴン走り
マリでのチャリ走りのハイライト、ドゴン・カントリー。そんなドゴンの入り口となる町モプティに到着した。うん、確かに、なんか雰囲気が変わってきたよ。さぁ、期待しちゃうぜ、ドゴン・・・
マリ走りのハイライト、ドゴン激走記を読む

 ↓ ドゴンに入ってさらに灼熱。もうバテバテ・・・

2013年4月11日, Mali
大好物な場所でした:ドゴントレッキング
期待していたドゴンは、期待を遥かに超えるものだった。ココには、スゴイ奇岩、そして、スゴイ太鼓とダンスがあった。うむむ、どちらもオイラの好みど真ん中。大好物な場所じゃないか。
めっちゃ楽しかったドゴントレッキング記を読む

 ↓ ああ、もう、暑すぎて、走る気力が失せていく・・・

2013年4月14日, Burkina Faso
続く灼熱地獄:ブルキナファソ入国
西アフリカは4月が一番暑いらしい。なんで、そんな時に走っているのだ、オイラは?そんな疑問すら、もはや頭には浮かばなくなってきた。ああ、暑すぎて頭がボ~っとする。とりあえず、正気に戻れるのは、キンキンに冷えたコーラを飲んだ時だけ・・・
あまりの暑さに、もうバテバテ・・・記を読む

 ↓ 暑さに負けた。チャリ走りは諦め、途中からバスに乗ってボボへ

2013年4月18日-5月16日, Burkina Faso
バラフォン修行&音楽三昧の日々:音楽の町ボボ・デュラッソ滞在
今回の西アフリカ再訪で、一番楽しみにしていたのが、ここ、ボボ・デュラッソだった。噂に聞いていた音楽の町は、嬉しくなるほど、音楽の町だった。音楽好きには、まさにパラダイス。そんなボボでは、バラフォンという木琴に似た打楽器を修行。ああ、幸せな日々だ・・・
トゥグマニ師匠のバラフォンレッスン記を読む

 ↓ 一ヶ月のボボ滞在に踏ん切りをつけ、ようやく、チャリ旅再始動

2013年5月17日, Burkina Faso
村で働く日本人:青年海外協力隊のヨウさん宅訪問
ブラジルで知り合ったマミちゃんからの紹介で、ブルキナで青年海外協力隊として働いているヨウさんに会いにいった。これまで、青年海外協力隊の経験者には会ったことがあったけど、実際に現場で働いている人と出会うのは初めて。いやはや、思ってたより、大変そうだ・・・
青年海外協力隊とは、解説①を読む

 ↓ ヨウさんの知り合い村川さんと一緒にバスに乗り、ワガドゥグへ

2013年5月18日, Burkina Faso
町で働く日本人:ワガドゥグ到着
到着したワガドゥグでも、引き続き、ブルキナで働く青年海外協力隊の人たちと出会うことが出来た。村で働く人と町で働く人・・・同じ青年海外協力隊といっても、いろいろあるんですな。
青年海外協力隊とは、解説②を読む

2013年5月20日-6月5日, Burkina Faso
ビザ取りのための長い戦いが始まる:ワガドゥグでのビザ取り格闘記
とりあえず、ブルキナまでは来ようと決めていた今回の西アフリカ旅。その目的地には着いたのだが「まだまだ西アフリカを終われない」と思ってしまった。知れば知るほど魅力的に思えてくる西アフリカ。まだ去りたくないし、この先にある国々もぜひとも見てみたい。ということで、西アフリカ旅続行決定。で、まずは、この先の国々のビザ取りを開始。しかし、この先の国のビザ取りが大変だった・・・なるほど、これが、<西アフリカはビザが大変>ということだったのか・・・
今回は大苦戦・・・とにかく長引いた五カ国・ナイジェリア・ガーナビザ取得記を読む

 ↓ ワガドゥグからバスでガーナ・タマレへ

2013年6月6日-8日, Ghana
見逃せないよガーナ音楽:タマレでガーナ太鼓に遭遇
ビザ取りが大変で、一時はガーナに来るのは諦めようと思ったのだが・・・<音楽大国>との誉れ高いガーナをパスするわけにはいかず、執念でビザを取り、やってきたガーナ。いやぁ、諦めずに来てよかったよ。諦めてたら、めっちゃ後悔していたよ。凄いぜ、ガーナの太鼓音楽。見逃せないよ、ガーナ音楽。
ガーナ太鼓に興奮・・・タマレ滞在記を読む

 ↓ タマレからアクラへバス移動。そのままアクラからチャリでココロビテへ

2013年6月10日-17日, Ghana
コシュカシュ修行開始:ココロビテで音楽に没頭する日々
ガーナ音楽を堪能したいなら、絶対ココ。ここには、ガーナ音楽の全てが詰まっていた。今回の西アフリカ音楽旅のハイライトの地と言っても過言ではない。それくらい、オイラにとっては、刺激的な地となった。そんなココロビテでは、素敵な師匠サムと出会い、コシュカシュ修行も。ああ、毎日が楽しすぎるぜ・・・
サム師匠のコシュカシュレッスン記を読む

 ↓ 名残惜しかったがココロビテを出発。チャリでアクラへ

2013年6月18日, Ghana
アクラへ:アクラ滞在
とりあえず、通り道なので、戻ってきたアクラ。ガーナチョコを食べ、野口英世記念館を見たら、すぐに出発するつもりだったのだが・・・
とりあえず戻ってきたアクラ滞在記を読む

2013年6月22日-26日, Ghana
ん?歩けない・・・:右足親指腫れ上がり事件
アクラ滞在中、タマレで転んですりむいた傷跡が、今頃になって悪化してきた。日に日に腫れあがってくる右足の親指。力を入れると激痛が走り、歩けなくなってしまった。これはヤバイのでは?ひょっとしたら、足の親指切断?旅が続けられなくなっちゃうの?・・・どうするどうなるオイラの旅。
ひょっとしたら旅続行不可能に!?怪我治療停滞記を読む

 ↓ 無理はしないことにして、バスでガーナのホーに移動。ホーからチャリで、トーゴに向かう

2013年6月28日, Togo
この国は面白い予感がする:トーゴ入国
トーゴに入国してすぐ、地元の悪ガキどもが、ワイワイ言いながら、オイラのチャリを追いかけてきた。ナタとか持っているが、輝きまくっている彼らの目には悪意はない。単純に興味があるだけなのだ。ちなみに、これまで、この歓迎をしてくれた国はどこも素敵な国ばかり。いやぁ、トーゴも面白くなるに違いない。
早速悪ガキどもに追いかけられて・・・トーゴ入国記を読む

 ↓ いつのまにやら、熱帯雨林。そんなトーゴ道をチャリ走り

2013年6月30日, Togo
これぞ西アフリカチャリ旅の醍醐味:トーゴの村に寄り道走り
「旅人よ、よく来た。さ、さ、ここへ来て座って堪能していってくれ」と、村の長老らしき人が、村の入り口から、中の様子を覗き見ていたオイラを発見して、引きずるように中に入れてくれた。そして、一番真ん中の特等席に座らせてくれた上、飯まで出してくれるという、もてなしっぷりで歓迎。そんなオイラの目の前で、太鼓に合わせて、きれいな衣装を着て、腕や首周りに白化粧した女の子たちが、素敵なダンスを繰り広げ始めた。こんな素敵な場面に遭遇できちゃうのが、西アフリカチャリ旅。ああ、これだから、チャリ旅はやめられない。
西アフリカ走りで一番テンション上がった日の日記を読む

 ↓ トーゴの首都ロメを通過し、ベナンに向かってチャリ走り

2013年7月1日, Benin
この国は悪い予感がする:ベナン入国
ベナンの国境では、なぜか別室に連れて行かれ「入国したければ、ペナルティ代と新たなビザ代として、60,000CFA(1万2千円)払え」と法外な要求をふっかけられた。これが、噂の賄賂要求ってやつなのか。あ~、メンドクサイ・・・
最悪・・・だったベナン入国記を読む

 ↓ 気を取り直して、ベナン道をひた走り

2013年7月2日, Benin
ブードゥー教とは?:ウィダーのブードゥーハウス訪問
こんなものを崇拝してどうすんの?という疑問を抱かせてくれる不思議な宗教ブードゥー教。総本山であるベナンのウィダーには、教祖様が居ます。全世界に五千万人はいると言われているブードゥー教信者の頂点に立っている人に会えます。
ブードゥー教解説記を読む

 ↓ 引き続き、コトヌーまでチャリ走り

2013年7月3日, Benin
たけし日本語学校とか行ってみた:コトヌー滞在
ベナンと言えば、ゾマホンさん。以前日本のテレビ番組<ここがヘンだよ日本人>に出ていた、アフリカ人のゾマホンさんは、ベナン出身。そんなゾマホンさんが、ビートたけしさんに弟子入り(?)し、たけしさんが、ゾマホンさんの祖国ベナンのために、学校を建てる資金を提供したと言う話を聞いてまして。その<たけし日本語学校>が、ここコトヌーにあるということなので、行ってみることに。
思った以上に都会だったコトヌー滞在記を読む

 ↓ コトヌーからチャリで、ドキドキのナイジェリア入国。国境からラゴスへはタクシーで移動。

2013年7月4日-8日, Nigeria
ケニーファミリーにお世話になりっぱなし:ヨルバ音楽三昧のラゴス滞在
到着早々「OK、ヨシ。じゃ、これに着替えて」と、ヨルバスタイルの服を渡された。そして連れて行かれた結婚式、ザッツ・アフリカンスタイルで、歌アリ踊りアリと、まさにオイラが体感したいものズバリのものだった。うひょー、楽しすぎるよ、ナイジェリア。っていうか、楽しかったのは全て、ケニーファミリーのおかげ。彼らに会えたから、悪評高いラゴスが、オイラにとってはすっごくいい場所になっちゃった。
楽しすぎたラゴス滞在記を読む

 ↓ ラゴスからアブジャへバス移動

2013年7月9日, Nigeria
会いに来たぜ、ザック:アブジャ到着
ナイジェリアまで来れたのは、ブルキナで出会ったザックのおかげ。彼に出会わなかったら、ナイジェリアには来れなかっただろう。素敵なナイジェリアに来れるチャンスをくれたザックには、いくら感謝してもしきれないや。そんなザックに会うために、彼の住むアブジャへ。
ブルキナで出会ったザックとの再会記を読む

2013年7月10日-12日, Nigeria
今度はザックにお世話になりっぱなし:アブジャ滞在
アブジャでは特に見たいものがあるワケでもなかったので・・・ザックの仕事場に押しかけて、お邪魔虫になっていた。そんなオイラを暖かく迎えてくれたオフィス・アブジャ(勝手に命名)の皆さん、ホントありがと~
アブジャで訪れたのはオフィスアブジャだけ・・・アブジャ引篭もり日記を読む

2013年7月13日, Nigeria
二度目のさよなら西アフリカ、きっとまた三度目があるさ:アブジャ発
再訪した西アフリカ。再訪してホントよかったよ。素敵な西アフリカ諸国を巡ったこの半年間の旅は、この旅で一番濃い旅内容だったと思う。オイラが心の中で描いていたやりたかった旅そのものの旅が出来、オイラ自身が、旅に何を求めていたのかっていうことが、ハッキリ見えてきた。その再訪西アフリカ旅が終わる。空港まで見送ってくれたザックと固く握手して・・・いよいよお別れ。
大好きになった西アフリカを去る瞬間の心境日記を読む